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Author:yoshimayo
官能小説の朗読会での朗読内容や寄せていただいた写真を気ままに載せてます。
のんびり温泉一人旅(が、多い・・・)気の向くままなので、気まぐれ日記になると思いま~す。

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温泉大好き。のんびり大好き。楽しく過ごしたことや、いいなぁ、と思った事を綴っていきたいです。ステキな空想で楽しんでいただけるといいな。
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男の子
中学校の課外学習に呼ばれて

朗読をしたことがある。


文学作品の短編二編だった。


中学生の男の中には
年上の女性にも興味を持つ子もいるらしく


後日、マンションの自分の部屋の階で
その時の男の子が
ちょうど階段から下りてきて出会った。

私は、てっきり偶然だと思っていたけど
その子は私の車を覚えていて
どうやら調べてきたみたい。


「あ、そや。あの時先生に読んだもらった本を
買って、自分でも読むようにしてるんです。」

と、本を見せられた。

「それはよかった。本を読むのはいいことよ。
面倒くさいけどね。」

「でも、面白いかな、って思うようになってきました。
先生のおかげです。」

「あははは。私先生じゃないから
そんなに緊張したらしんどいでしょ。」

「でも、先生や。」

「フフフ、まあいいわ。家は近くなの?」

「いえ、駅の向こう.ここは校区とちゃうから
友だちの家もないよ。」

「エ?じゃあまさか、わざわざ来たん?」

「はい。あいつも。」

「え?」

彼が指差した先の階段のところに
もう一人の男の子が立っていた。
見覚えがある彼と同じクラスの子だ。

「先生に会いたいって言ったのはあいつなんやで。」
「言うなよ。」

私の車を覚えていて、
何度か自転車で追いかけてたらしく、
彼らが近くまで来ていた時に、
近くのコンビニで買い物していた
私を見つけたんだそうで、

偶然を装うために
私の車が駐車場に停めたのを見届けて
私の階の上の階から階段で下りてきて
偶然を装った
手の込んだ偶然だった。

男の子がまさか私に興味を持ってるなんて
思えるわけもなく

私はフロアでこのまま話すると
階段に響くのも気になるので・・・

テーマ:日記 - ジャンル:アダルト

【2011/08/02 08:15】 | 気の向くまま日記 | トラックバック(0) | コメント(2) |
出会い
3年前の四月頃のイベントで
初めて顔を見たのが出会いかなぁ。

山川圭太くん。
大学を卒業して、どこかの会社で
8年くらい勤めてたって聴いたけど。


もちろん新人だから、下手間なことを
命令されてたけど、いつもニコニコして
黙々と言われたことをやってた。


屋外のステージから私がテントに戻ると
真っ先に冷たいお茶を用意してくれてたのも
彼だった。

それからの彼
先輩や社長からの結構理不尽な命令にも
歯切れいい返事を残して
すぐに取りかかるのが印象的で。


そんな、温和な彼と初めて二人で
近くのお客さんのところに
歩いて仕事の打合せに出かけた時。


私たちの前を、
黄色い帽子に黄色い鞄を背負った
幼稚園児の女の子の手を
大きなランドセルを背負った
小さな男の子が歩いていた。

たぶんこの子も一年生のお兄ちゃんだろう。



ちょうど四車線が二車線に減り、
歩道のコンクリートが切れて
車道と歩道を分けるのは、
道路に敷かれたラインだけになったところに

後ろからけたたましい音で
ダンプカーが走ってきた。

私の隣を歩いていた彼はとっさに
前の子どもたちに駆け寄って
二人のすぐ後ろに立った。

ダンプカーは減速するどころか
大きなクラクションを鳴らして
通り過ぎていった。

そのクラクションにビックリして
思わず目をつぶって立ち尽くしてしまった私。
あわてて目を開けて彼に駆け寄ると

二人の子どもをかばうようにしゃがんで
遠ざかっていくダンプカーを睨みつけていた。

「なんちゅう運転するんや。」

初めて見る彼の怖い顔。


その表情が、ふわっとゆるんで
お兄ちゃんらしい男の子に

「妹?」
「はい。」
「そうか。じゃあお兄ちゃんは
妹を守らないといけないからな。
これからは、お兄ちゃんが妹の
右側を歩いて車から妹を守るんだよ。」

と、声をかけて見送ったことを
今も覚えている。

今もあいかわらず、
アシスタント業務でこき使われている
圭太くんだけど・・・。

テーマ:日記 - ジャンル:アダルト

【2011/08/02 04:00】 | 気の向くまま日記 | トラックバック(0) | コメント(4) |
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