股間をM字に開いている自分の女性自身に
両太ももをがっちり掴んで男の頭が貼り付いている。
夫ではない。この男が誰なのか。
今自分がなぜこうしているのか。
一気に把握して背筋に寒気が走る。
しかし、1回イカされた女体は、
夫にしか見せたことのない
みずみずしいうす紅の女の亀裂を開かれ
ピンクの肉ひだを晒されて、その先端の真珠を
男の舌で舐められ続けて、すでに快感に負けかけている。
「いや、やめて。お願い、ああ。だめ。」
男の頭を押さえて引きはがそうとするが力が入らない。
37歳の人妻ながらごく淡く色づいた秘唇は、
形もよく、中身を晒していた。
舌で舐め続けていた靖一は、佳枝の陰核を唇に捉え挟み込んだ。
「ヒッ、やん。」
ズウンとした甘い衝撃が佳枝の下腹部を襲い、思わず息を飲んだ。
わななく陰核を口の中でしゃぶられ、左右に転がされた。
狂ったようにその身をのたまわせる佳枝。
「やめて、そこはダメ。もう、あああああああ。」
靖一は、太ももごとがっちり抱え込み、
佳枝にとって地獄のような快感の愛撫を続けた。
溢れ出る愛液が、靖一の顔をグチョグチョに濡らしていく。
小さく痙攣するクリトリスをキュッと吸い上げ
口を大きく開いて軽く歯を立てた。
「あああああああ、もう、あがぁぐ・・・。イク。」
佳枝は再び背中を大きく反らせて腰を引いたあと
グンと腰を突き上げた。
意識が遠のきかけたが、かろうじて細く残った。
男の身体が這い上がってくる。
「お願い。もうこれ以上はやめてください。」
薄く目を開けると、長く汁を垂らせた靖一の男根が見えた。
その汁が佳枝のへその上に垂れている。
「ヒイッ、イヤ。」
佳枝は、慌てて目を閉じる。
すると靖一は、荒い呼吸に波打つ乳房を掴み、もう片方の手で
大量の愛液を吹き出したばかりの淫裂包み込んだ。
「ダメです。もうしないで、お願いです。」弱々しくつぶやくが
靖一の耳には入らない。
乳房を揉まれ、陰核を撫でられるとまた淫らな反応を始めてしまう。
佳枝は、自分がこのまま快感に溺れていくのが怖かった。
27年の夫婦生活でもなかった快感地獄に堕ちていくのが怖かった。
しかしもうすでに足場は失われていた。
乳房を揉まれながらのクリトリスへの刺激に、
佳枝の腰が指の動きにあわせるようになったところを見計らって
指を止める。
刺激の元を失った佳枝の腰が、空を切る。
「なぜ?」という表情を浮かべる佳枝を確認して
靖一はまた指を動かし始めた。
「あああぁ・・・あん。」
快感に身を任せ始めるとまた指が止まる。
と思ったところに、今度は強めに指が動き始めた。
これにはたまらず、
佳枝は声を上げながら腰を大きくあわせた。
「ああぁ、またいくぅ。」
とろんとした目は、ぞくっとするほど悩ましい。
佳枝はゆるゆると左腕で左の乳首と右の乳房を隠し
右手で股間を隠した。
愛液をしたたらせながら、あれほど激しく昇りつめたのに
うす紅の花弁はゆっくり閉じようとしている。
乱れても羞恥を失わないその清楚感にも
靖一は、もう限界だった。
再び佳枝の両脚に身体を入れて
愛液を残して閉じかけている女体の入り口に怒張を突き立てた。
「う、あん。いやぁ。」
靖一の大きな雁首が、佳枝の濡れた両壁を分けて押し入ると
佳枝はその衝撃に思わずうめいた。
堅さも大きさも夫のものとは大違いだった。
「やめて。待って!それ以上は・・・あぁ、壊れる。」
まさに身が割かれるような感覚に佳枝はおののいた。
そしてそれ以上に、この先の快感を期待している自分に怯えた。
「しっかりくわえ込んでるよ。」
震える濡れ襞を巻き込むようにして、靖一の肉棒は
佳枝を貫いていった。
靖一がゆっくり腰を動かし出すと、佳枝はその快感に狂いそうだった。
狭い部分を内側から大きく押し広げられ、こすりとられる感触は
今までに知らなかった魔性の快感を、佳枝に送り込んでくる。
「あああぁ、こんなの、すごくって!おかしくなる、ああダメぇ。」
いつしか、靖一に合わせて腰を上下に振りながら佳枝が喚く。
「届くの。届くの。あああぁ、いやよ。」
靖一は勢いをつけて人妻の女宮を叩く。
身も心も奪われていく初めて味わう感覚に、
佳枝は何度も身をのけぞらせて声を上げる。
だが決して乱れ切らない慎ましさがどこかに残っている。
「初めてよ、こんなの。おかしくなります。奥に・・・当たるぅ。」
「うあぁお、締まる!」
美しい顔を歪ませてもなお美しい人妻の顔を見ながら
靖一も、その女の秘裂の奥底の力に酔いしれていた。
佳枝の秘壷は、小さなけいれんを起こしながら、
靖一のものを激しく更に奥底に吸い込もうとしていた。
「だめぇ!あなた!許してぇ!」
「うぉ、いい!」
「イク、イク、いぐぅぅぅぅ!」
「オレももう。出る。」
その言葉には敏感に反応した佳枝が、一瞬動きを止めようとする。
が、勢いがついた腰の動きは、靖一はもちろん佳枝も止められない。
「ダメ、ダメ、中はやめて、お願い、あぁん、だめぇ。」
再び快感の波に飲まれる。
「待って、お願いだから、待ってぇ。あああぁん。」
身体の中をマグマが走って、頭から飛び出していきそうな感覚が
靖一を襲う。
「出すぞ!」
夫とのセックスでは得たことのない快感にふるえ、
グチョグチョに濡れそぼった肉が、男のモノにしっかりと絡み付く。
「あああああぁ。いやぁぁぁぁ。」
靖一は、ぎゅうっと締め付けられる快感に任せて女の身体の中に
ありったけの精液を吐き出した。
身体の奥で噴射された液体が身体の中に当たる感触を味わいながら
身体をのけぞらせて佳枝は3度目の快感の枠に堕ちた。
テーマ:官能小説 - ジャンル:アダルト