だがそれは結果的に、乳房への攻撃を自由にし、
股間の女性自身への指の侵入を更に深めてしまった。
「だめ、これ以上されたら、もう。」
身体を必死にゆすって逃れようとするが
後ろからがっちり押さえられて身動きが取れない。
肩を軽く後ろから噛まれ、
乳房全体を揉み上げるように掴まれつつ
人差し指で乳首をこすられると
それだけで意識が飛びそうになる。
更に、佳枝の一番敏感な割れ目からの刺激は
理性も何もかもを壊していく。
唯一身体を隠す股間の布が、佳枝の最後の
理性を保たせているのかもしれない。
しかしそのパンティも、すでに
止めどない靖一の指の刺激で、花弁の形がわかるほど
濡れて透けてきている。
眉を八の字にしてしきりに快感と戦う佳枝。
「イッちゃダメ。あん、イッちゃダメ。あん、ダメよ。」
自分に言い聞かせて凌ごうとするが、
股間からあふれる愛液は増える一方。それでも耐える。
その佳枝に予期せぬ事態が起きる。
靖一は、そばのソファに佳枝を抱いたまま転がり込んだ。
仰向けに、佳枝を後ろから乳房を掴み、股間に手を入れたまま
両足を、外から佳枝の両膝辺りに入れて、完全にロックした。
これで佳枝は、身体をそり上がるしか出来ないが
どう動いても確実に靖一の指から股間を逃せることが出来ない。
首を振りながら、やめて欲しいことを哀願しても
靖一の今の目的は、佳枝を上り詰めさせることしか頭にない。
「あ、ダメ。アアア、ダメ。ああ～いやよ。あ、いくぅ・・・」
佳枝は、細いあごを突き出し、
掴まれていない方の乳房を揺らせながら身体をバウンドさせる。
「やめて、そこはダメ。もう・・・あああああぁ。」
佳枝は、靖一の身体の上で背中をグンと反らせて
腰を大きく突き上げた。
眉を寄せ、目を力一杯の限り閉じて、
身体をエビのように仰向けに反らせたまま、
全身を強ばらせて、佳枝は白い世界に堕ちていった。
反り返った身体から徐々に力が抜けていくタイミングで
股間から手を引き、
靖一は、佳枝の下から身体を抜き取る。
佳枝の股間をいじめ抜いた右手の指を見ると
白く濁った愛液がべっとりと付いていた。
クンクンとにおいを嗅ぐ。
かすかだが、確実に男を引きつける女の匂いがする。
荒い息をして横たわる佳枝の両足を開いて身体を入れる。
佳枝の足をM字に広げさせ、股間を覗き込む。
「いい匂いさせてやがる。」
佳枝はまだ、快感の白い世界に彷徨ったままでいる。
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