守口香織 すっぴん 胸の真相一瞬にして顔を曇らせた織口が
「あれ?」と言ったままうろたえる。
意識がもうろうとして視点が定まっていないのだ。
美人アナウンサーはうろたえる顔も美人だ。
織口の後ろに回り込んで胸を揉み上げる由美子が
俺の方を見て片目をつぶる。
織口の飲んでいたビールや酎ハイに
ことごとくウォッカを少しずつ混ぜたのは由美子である。
あの状況でこんなことは俺たち男にはできない。
そしてそのことを知っているのは俺と由美子だけである。
「アン、由美子ヤメて。なんかおかしいのよ。
あのくらいの量で酔っぱらうはずないのに。」
「そうよね。薫里があのくらいの量で酔わないのは私も
よく知ってる。でも酔っぱらったってことは
この状況に身体が興奮しているんじゃない?
ほら、男たちの目があなたの胸に釘付けよ。」
と、強めに由美子が織口の乳房を揉み込む。
「いやらぁ、はるかひい。」完全にろれつが回っていない。
「備前谷君、ズボンを脱いで薫里にあなたのものを
見せてあげなさい。」
由美子のあまりの勢いに備前谷は、一瞬たじろいだ。
「ほら、薫里はあなたのものが見たいはずよ。ね、薫里。」
「いやらぁ、そんらこといってらい。」と言いながら
由美子に胸をもまれるままうっとりしている。
「ほら備前谷君、薫里が欲しいんでしょ?その証を見せなさい。」
と、由美子に言われると備前谷はズボンとパンツを一気に脱いだ。
ふわふわさまよってた織口の目が
備前谷のそそり立つ性器を凝視し、おびえるような目になった。
お前がつきあっている男のモノとは大きさも太さも違うだろう。
初めて見ただろう由美子どころか、その旦那である山岡まで
備前谷のものに釘付けになっているのがおかしかった。
凝視している自分に気づいた由美子がニタリと笑うと
「ねえ、備前谷君まだ我慢できるよね。そばに来て。」
そう言って力の入らない織口の胸をもみながら
備前谷をベッドサイドに呼び寄せた。
「おおきいわね、薫里。」
そう言いながら織口の乳房を揉んでいた右手で
備前谷のモノをしごき始める由美子。
織口も備前谷のモノから目が離れない。
「備前谷君。今の今まで薫里のおっぱい触ってた手よ。
気持ちいいでしょ?」
左手で起用に織口のブラウスのボタンを外す由美子。
山岡が前に回ってその隙間を覗き込む。
「見たい?見たいよね。テレビの向こうの視聴者の男性も
見たい人いっぱいいるんだろうなぁ。ね、薫里。」
「いやらぁ、はずかひい。」
「恥ずかしがることないわよ、あなたのスゴくきれいなんだもん。
隠しておくのはもったいないわ。
あら、備前谷君のがまた大きくなった。期待しているのね。
もっと大きくしてあげましょうね、薫里ちゃん。」
しごき続ける由美子の手に、備前谷も興奮しているようだ。
「ね、備前谷君。薫里のを舐めてあげて。」
この言葉には織口もさすがに、弱々しいが抵抗を見せた。