Author:yoshimayo
官能小説の朗読会での朗読内容や寄せていただいた写真を気ままに載せてます。
のんびり温泉一人旅(が、多い・・・)気の向くままなので、気まぐれ日記になると思いま~す。
読んでくださってありがとうございます。
これからもどうぞよろしく。
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元はと言えば、中学の時の同級生で
バーベキューでもやろう、と 集まったのがきっかけ。 10人くらいだったかな。 同級生とその嫁さんとか子どももいた。 楽しかった。 その中に織口薫里もいた。 本の3日前、全国美人女子アナと銘打った 全国放送番組に出ていた 地元の放送局のアナウンサーをやっている。 中学のオレの同級生だ。 正直に言うと、中学時代2回告って 2回ともふられた。 当時からキレイな顔立ちと勝気なところが 男子からも人気があった。 その織口が、28才の熟れ頃を迎えて、 肩を出したこんな格好で バーベキューに参加したものだから 男たちの視線は一斉に織口の胸元に集中した。 白い谷間や柔らかそうな胸の肉の動きは 充分堪能できたが、肝心の先っぽは 見ることができなかった。 ニップレスをしていた。というヤツもいれば ブラがしっかりガードしていた というヤツもいて、 あとで男だけで集まった飲み会の席では その話がメインだった。 来年もやると言うあの集まりに オレは1年がかりの計画を思いついた。 こんな格好で胸を見せられてみろ。 屈む度に目は行く。 3日以上続けておかずにしたし、一年のウチ 何度も思い出しては、ズリネタにしたわ。 |
「ねえ、桂子の話聴いた?」
「桂子って、三組の?テニス部だった子? 途中で転校したよね。」 「そう、その山中桂子。彼女が転校した理由がね お父さんの転勤じゃなかったって話。」 「ううん、知らないわ。けど今頃なんで?」 「この間、北条くんに会ったのよ。偶然。」 「あ、当時桂子の彼氏だった。」 「そう、あの子らはもう有名だったもんね。 でも転校で分かれることになった、って思ってた。」 「なんで?北条くんも知らなかったの? 桂子の引っ越し先。」 「教えてもらえなかったって。当時はね。」 「どういうこと?」 「桂子の転校ってすごく突然だったじゃない。」 「うん、元一組のみんなで家に行ったよね。 もう引っ越ししたあとだったけど。」 「そうそう。ねぇ、マヨッチ。部屋にいかん?」 真理子は、休憩用にと部屋も取ってくれていた。 「そうやね。孝之くんも待ってるかも。」 「ああ、あいつは大丈夫。釣りに行くって 湖に行ったから夕方まで帰らんわ。」 |
窓の外は、突然の雨。
大粒のしずくがアスファルトを濡らしていく。 あの日も朝からいい天気で、 午後のちょうど今ぐらいから 突然曇ってきたんだったなぁ。 初めて彼の町に行った時。 普通は、就職とか進学とかって、誰もが 東京とか大阪とか、都会に行く感覚だったけど 彼は、遠く離れた田舎の町工場を選んだ。 同じ進学クラスだったけど、 私よりもずっと成績が良くて 私ができないところは、いつも熱心に 根気よく教えてくれた。 学校の先生たちは口を揃えて、 有名大学への進学を薦めたほどなのに。 私は彼のいる町に、就職でも進学でもって 思ったけど、両親が頑として許さなかった。 |