「Tシャツのモデルになって写真撮らせてよ。」
「私でいいんなら喜んで。」
3種類あるTシャツ。
普通のTシャツを着て比較を撮るという。
胸にプリントされている写真を撮るのに
カメラが近づく。
胸ぎりぎりでシャッター音とフラッシュ。
布1枚だけ挟んでブラジャー姿。
カメラマンがバストトップの位置にカメラが来る。
「オッケーオッケー、顔も緊張がとれてきたね。」
「ホント?」
「うん、いい表情だよ。」シャッター音
「まだ着替えなくて大丈夫?」
「うん、もう少しこのTシャツ撮らせて。
上から撮るから目線ちょうだい。」
カメラを見上げる。
「いいね、かわいい。ちょっと膝くずして横座りして見上げて。
そうそう、前に手をついて。」
胸元開いてがブラが見えてるはず。
「うわあ、興奮してきた。」
「ほんと?こんなおばちゃんで?」
「いや、だってタエちゃんやで。」
「あはは、そうや私や。」
和やかに撮影が進む。
「なあ、Tシャツのしたから右手を入れて左肩つかんで。」
Tシャツがめくれておへそが見える。
それをカメラマンの彼が写真に撮る。
「両手で裾を持ち上げてブラ見せて。」
「こんな感じ?」
「OKOK、ブラつけてま〜す、ってのが撮れてる。」
ちょっと照れ笑いするとほめてくれるのが嬉しくなる。
気分が乗ってきたのか舞い上がってきたのか
どんな要求でも受け入れられそうになってくる。
「じゃあこのTシャツはOK。」
「着替える?」
「うん、下は濃いめのブラがいいな。」
「あ、それないかも。」
「じゃあノーブラでできる?」
「え〜、」
「うそうそ、今のブラでいいよ。」
「言ってみただけ、ノーブラでもいいよ。」
「お、ありがとう。でもブラ付けてて。」
「え?私のノーブラじゃいや?」笑いを取れた。
着替えると言ってもTシャツだけ。
「じゃあ窓際に立って。」
身体のラインが窓からの光で浮かび上がる。
「いいな。ブラを使えてることがわかる写真が撮れた。」
「ブラ外してみる?」
「ホント?やってくれる?」
「いいよ。」一連の動きにシャッター音が続く。
外したブラを見せる。
「じゃあ、Tシャツの下から両手を入れて両胸を隠して。」
「こんな感じ?」
言われた通りにやると、Tシャツがずり上がってへそが見える。
下からあおるようにカメラが撮る。
「じゃあ、Tシャツの裾引っ張ってカメラに下からの胸見せてよ。」
「ええ?見えない」
「乳首は見えないから大丈夫。見えない方が写真にはいい。」
「難しいな。ちょっとずつするから見えないのを使って。」
不意にカメラが正面に来てシャッターが切られる。
「おお、ノーブラTシャツの写真が撮れた。」
「目線が下に固定された方がいいな。」
カメラマンの彼がズボンを脱いだ。
股間のものが勃ってるのがわかる。
ためらいもなく、パンツも脱いだ。
つい彼のものを凝視してしまう。
それを彼が写真以収めていく。
「今度は、風呂場で撮ろう。」
催眠術をかけられたように彼に従う私がいる。
「たえちゃんキレイや。」
何度も彼が言ってくれるうちにその気になる私。
旦那からは何年も言われていない言葉。