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Author:yoshimayo
官能小説の朗読会での朗読内容や寄せていただいた写真を気ままに載せてます。
のんびり温泉一人旅(が、多い・・・)気の向くままなので、気まぐれ日記になると思いま~す。

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温泉大好き。のんびり大好き。楽しく過ごしたことや、いいなぁ、と思った事を綴っていきたいです。ステキな空想で楽しんでいただけるといいな。
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夕立
窓の外は、突然の雨。

大粒のしずくがアスファルトを濡らしていく。

あの日も朝からいい天気で、
午後のちょうど今ぐらいから
突然曇ってきたんだったなぁ。


初めて彼の町に行った時。

普通は、就職とか進学とかって、誰もが
東京とか大阪とか、都会に行く感覚だったけど

彼は、遠く離れた田舎の町工場を選んだ。

同じ進学クラスだったけど、
私よりもずっと成績が良くて
私ができないところは、いつも熱心に
根気よく教えてくれた。

学校の先生たちは口を揃えて、
有名大学への進学を薦めたほどなのに。

私は彼のいる町に、就職でも進学でもって
思ったけど、両親が頑として許さなかった。
小さな無人駅に降りた私を
彼はホームまで迎えに来てくれてた。

降りる人は私以外に、おばあちゃんが一人だけ。

彼は、そのおばあちゃんと親しそうに挨拶してる。
彼の住むこの町が、いかに近しいかすぐにわかった。

「あのおばあちゃん、オレのアパートの近くで
一人暮らししてるんだ。時々野菜くれたりする。
ただ、毎日挨拶してるだけなのになぁ。」

と、言いながら私の手から荷物を取った。

4ヶ月ぶりの再会。

「少し痩せた?ちゃんと食べてる?」

私の問いかけに笑いながらうなずいて

「長旅ご苦労さん。疲れてない?」
って気を使ってくれた。

優しい笑顔と心遣いは全然変わってない。

「あ、今からあの山に行こう。
お昼ごはんは弁当買ってるから、そこで食べよう。」

と、車に案内された。

「先輩から買った中古というより古車だよ。
まあ、格安だったし故障もこう見えてないんだよ。」

と、嬉しそうにエンジンをかける彼。
もうそんな彼を横で見ているだけで嬉しくて・・・。

テーマ:日記 - ジャンル:アダルト

【2011/08/05 14:30】 | 気の向くまま日記 | トラックバック(0) | コメント(2) |
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コメント
この続きは・・
読みたいような、読みたくないような。
嫉妬心に狩られてたりして(*´∀`*)
【2011/08/10 10:15】 URL | うみ0930 #-[ 編集]
大した事ない私なのに・・・
嫉妬していただけるなんて嬉しいです。
【2011/08/10 13:40】 URL | yoshimayo #-[ 編集]
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