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Author:yoshimayo
官能小説の朗読会での朗読内容や寄せていただいた写真を気ままに載せてます。
のんびり温泉一人旅(が、多い・・・)気の向くままなので、気まぐれ日記になると思いま~す。

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温泉大好き。のんびり大好き。楽しく過ごしたことや、いいなぁ、と思った事を綴っていきたいです。ステキな空想で楽しんでいただけるといいな。
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yamanaka keiko 1
戸丘啓次は、高校三年生だが
ほとんど学校に行っていない。

父親が経営する自動車修理工場の二階で
一週間に4日は過ごしている。

自動車修理工場と言っても山の中にあって
廃車寸前の車を部品取り用のために置いておく
倉庫みたいなところだ。
父親らがいる修理工場自体は町中にある。

気が向いたら、2つ上の兄の靖一を手伝って
車の下に潜り込んで部品を外す。

親は、適当でも手伝ってくれてればいい
と言う感じで、学校のことは言わない。

珍しく、長時間車の部品外しにつきあう啓次に
「なんかいいことでもあったか?」
と靖一が声をかける。

「まあな。」

理由はわからないが珍しく機嫌がいい弟を見て
なんとなく嬉しくなって

「女か?」と冗談半分で聞くと
「そうや。」と答える。

靖一は女に縁がないが、
啓次はよく女を工場の二階に連れてくる。

同じ学校の生徒ではないが
女子高生だったり、OLだったり、たまに
見るからに人妻という女も来る。

たまに靖一も、おこぼれにあやかることもある。
弟が機嫌のいいときは、
必ず数日中に女を連れてくる。

それが靖一の密かな楽しみでもあった。
久しぶりに女にありつけるかもしれない。
啓次は、一人心が躍っていた。


山中桂子。
この辺では進学校の高校のテニス部だ。

あんな美人見た事ない。それにグラマーでよぉ。
知的な顔立ちに、控えめに見えるが胸と腰は
女を強調するラインになっているのを見逃さなかった。

見かけたのは二週間前。
久しぶりに学校に出たが、つまらない実習ばかり
だったので二時間目で学校を引いた。

実習用の作業服のまま、小高い山の中腹にある
小さな神社で昼寝をした。
時々起きてコンビニで買ってきた
パンやお菓子をジュースで流し込みながら、
また寝転んでいた。

ちょっと食べ過ぎたか、すっかり寝込んでいて
気がつくとすっかり暗くなっていた。
小雨も降ってきた。

何時だ?時計を見ると夜七時前。

街灯が所々に点いている道を
白いジャージ姿で上がってくる人がいた。

とっさに神社の陰に隠れた。

「女だ。それも若い。というか高校生か。」

胸に校章が縫い込んである。
もちろん啓次も知っている高校だ。

神社を通り過ぎて、更に奥の山道に走っていく。
この先は、200メートルくらい上がって
頂上の展望台があるだけ。

展望台といっても屋根があるわけではない。
街灯が1つあって、ベンチが2つある。
キャッチボールができる程度の芝生の広場だが
車も上がって来れないし、
荒れ果ててて、ほとんど誰も来ないことは
啓次も知っている。

どうやら彼女は頂上まで上がって降りることを
繰り返しているらしい。

「こんな雨の日でもやるのか。」

神社の影に啓次がいることを知らない彼女は
啓次の前を5回往復した。

この二週間は充実していた。
彼女が、あの神社の山の
すぐふもとに住んでいることを突き止め
名字を知り、彼女が通う学校で待ち伏せして、
名札を確認した。

彼女と同じ学校に通う中学の後輩を捕まえて
脅して名前を聞けば早いのはわかってるが
そんなことをしたら、何かあった時にあとで足がつく。

なので彼女が「桂子」であることを知るまで
2日かかった。が、知るのは簡単だった。

桂子が部活終わりで帰ろうとしたところに
「北条」という名札の男が声をかけた。
啓次は、そのまま二人のあとを付けた。

「桂子、今日も帰ったらランニングで上がるのか?」
「うん、最近10往復はできるようになってきたの。」
「それはすごい。お前陸上部からスカウトが来るぞ。」
「フフフ。うちの学校は、陸上部がないから運動部から
毎回誰かが選ばれてるやん。」
「おお、だから選ばれるんちゃうか?」
「イヤやわ、インターハイも近いし。
あ、あさってお母さんが行ってきていいってよ。」
「やったぁ、行けるんか?じゃあ、マクドに寄って
朝Macしてから行こう。」
「OK!じゃあ明日また学校で。送ってくれてありがとう。」
「いえいえ、お前には勝てんけど、
これがオレのトレーニングかな。」

北条は、彼女を家の前まで送り届けると
来た道を走って帰っていった。

これで部活の延長で、毎日ランニングをしていることもわかった。

その2日後、北条と桂子は約束通りに
ハンバーガーを食べて、隣町にあるシネコンに行った。
彼女たちのデートらしい。
隣町に着くとすぐ二人は手をつなぎ、シネコンに入って
映画を見た。啓次がすぐ後ろの席にいることも知らず
桂子は真剣に映画に見入っていた。

二人は映画館を出て、併設されているショッピングモールで
ぶらぶらし、その中の喫茶店で昼ご飯を食べ
またもう1本映画を見て、帰る電車に乗った。

啓次は、一日中桂子のミニスカートから伸びる健康的な脚、
太ももにみとれ、ゆったりとしたシャツから時々突き出る
胸のカタチを堪能した。

駅からそのまま桂子の家まで来たが、
家に入るにはまだ早いと思ったのか、
二人は神社への階段を上り始めた。

二人が頂上に着く頃、空は夕焼けになりかけてた。

相変わらず人気のない頂上の広場。

「天気がよくても人が来ないのは好都合だぜ。」
そうつぶやいた啓次の前で

北条が桂子を引き寄せた。何度か経験しているのだろう。
桂子は背伸びして北条に応える。
キスするぎこちなさはない。
やがて北条がキスしたまま、右手で桂子の乳房を揉み始める。
桂子も拒否することなく、自分の胸を揉む北条の手に
自分の手をかぶせる。
北条の左手が、桂子の丸い尻を撫で始めた。

「おうおう、高校生の割に結構すすんでるじゃんか。」
自分も高校生だが、女性の経験値が違う。

「コイツらもう済んでるのかな。」

テーマ:官能小説 - ジャンル:アダルト

【2011/08/23 11:10】 | おとなのレク | トラックバック(0) | コメント(0) |
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