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Author:yoshimayo
官能小説の朗読会での朗読内容や寄せていただいた写真を気ままに載せてます。
のんびり温泉一人旅(が、多い・・・)気の向くままなので、気まぐれ日記になると思いま~す。

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温泉大好き。のんびり大好き。楽しく過ごしたことや、いいなぁ、と思った事を綴っていきたいです。ステキな空想で楽しんでいただけるといいな。
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風呂から上がると
脱衣場には、
きちんとたたまれた柔らかい2枚の
バスタオルの上に
自分のパンツとシャツが置かれていた。

洗濯機はふたが開いたまま止まっていた。
中には何も入っていない。

脱衣場のドアを開けると
8帖くらいのキッチンルームで
彼女が台所に向かって何かを作ってた。



「あ、上がった?
そっちの部屋に座ってテレビでも見ながら
待っててもうすぐできるから。」

「あのう、ズボン・・・・。」

「ごめん、まだ乾いてなくて
上からバスタオル巻いてて。」

「はい。」

いわれるままに、腰にバスタオルを巻き
もう一枚の身体を拭いたバスタオルを
肩からかけてリビングに入った。

女性らしくキレイに整頓されている部屋に
小さなテーブルがあって
たぶんここに座れ、ということだろう

座布団が置いてあり、その席のテーブルに
キレイなハンカチにのせられた、
僕の携帯電話とポケットの中にあったものが
置いてあった。

箸と冷えた麦茶だろうか、
つがれたコップが置かれている。
その隣にはテレビのリモコンが置かれている。

携帯電話を取ってみると
水滴がきれいに拭かれていた。

「電源はまだ入れない方がいいよ。」

後ろからお盆を持った彼女から
声をかけられた。

「はい。」
ロックがかかっているから
彼女に見られることは無いが
彼女が見ることもないだろう。
もともと見られても
大した内容ではないけど。

「ごめんね、大したものが無いのよ。
でも、お母様もいないんでしょ、今日。
有り合わせだけど、ごはん食べて帰りなさい。」

「いや、でも・・・。」

「遠慮しないでいいよ。
インスタントラーメンだけどね。」
と笑って舌をチョロっと出した。

かわいい。

確かにインスタントラーメンだけど、驚いた。

ネギが刻んで乗ってるし
千切りキャベツも、
ナルトの代わりにかまぼこが2枚、
2つに切ったゆで卵も入ってる。
可愛らしい小さめの丼には
白ごはんもよそってある。
小皿に漬け物が5切れ。

今まで食べてきた
インスタントラーメンの中で一番贅沢なカタチだ。

「いただきま~す。」

「どうぞ。」

そう言うと彼女は隣の部屋に入って
僕のワイシャツとズボンと靴下を持って
戻ってきた。

「ちょっと袖とかすそとかが、
まだ乾きが甘いけど我慢してね。」
と畳んで隣においてくれた。

そして玄関に行った。

しばらくドライヤーの音がして
それが止まって彼女が戻ってきた。

「バス最終便になっちゃうね。」

そう言って彼女は、テーブルについた。

「あ、いつものことです。
最悪歩いて帰ることもあるし。」

「そう。でも今日はバスで帰ったら。
充分間に合うし。」

「はい、そうします。」

最終便のバスの時間まで15分ある。
ここからバス停までは歩いて
5分もあれば着く場所だ。

それでも、長くいるのは悪い気がする。

しかし、オレに気を使わせないように
テレビに視線を向けている彼女が気になる。

つい、呼吸でかすかに揺れる
彼女の胸を見てしまう。

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オレは、目の前に座っている彼女の
乳房と乳首を見た。

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トランクスの下で固くなるモノがある。

まずい、立てない。

食べ終えたどんぶりを置くと
彼女が、
「足りないかもしれないけどごめんね。」
と声をかけてくれた。

「いえ、充分です。ありがとうございました。」

「いえ、お粗末でした。そろそろ服着なさい。」

そう言いながら、俺が食べた丼たちを
手際よくお盆に乗せていく。

その度に、揺れる胸に目が行く。
大きくはないがキレイだ。

彼女がすっと立ち上がって台所に運んでいった。

あわてて立ち上がると、
乾いていたはずのトランクスにシミができてる。

「ヤバ」

あわててズボンをはき、ワイシャツを着る。

台所では洗いものの音がする。

ベルトを締めて、靴下をはく。
少し先の方とか湿っているけど充分乾いている。

いつの間に、ったって
オレが風呂に入ってる間だよな。

ワイシャツやズボンには
ぴっちりアイロンがかけられていた。

オレの汚かったハンカチまで
綺麗に洗われてアイロンまでかけてある。

「すみません。本当にお世話になりました。
ありがとうございました。」

洗いものをしている彼女に声をかける。

「あ、着替えた?ごめんね乾きが甘くて。」

「いえ充分乾いてます。ありがとうございました。」

「ううん。でも間に合ってよかった。」

そう言うと、鞄を両手でさし出して持たせてくれた。

靴を履くと温かい.ほとんど乾いてる。

「靴まで・・・。」

「フフフ、間に合ってよかったわぁ。雨上がってる?」

「ハイ。ほとんど降ってないです。」

「じゃあ、バス停まで。」

「え、もういいです充分です。」

「せっかく乾かしたのに濡らすつもり?」

「あ、いえ・・・。」

「ホント、月が出てる。小雨って程でもないね。
止むんだろうけど、バス停まで送るわ。」

彼女は傘を広げて僕を入れてくれた。

彼女の香りがドキドキさせる。
ちらちら彼女の胸を見てしまう。

月明かりに照れされて、乳房のカタチを見せる
Tシャツの下に、どんな乳首が隠れているか

オレは知ってる。
バス停までの距離がもっと遠ければいいのに。

また見たい。もっと見たい。
今度は触らせてくれ。

そう思いながらバス停に着くと
遠くにディーゼル音がしてヘッドライトが見えた。

「あ!バスが来た.グッドタイミングだね。」

嬉しそうに笑う彼女を見て悲しくなった。


「雨も上がったし。よかったね。」
傘を畳みながら彼女がいう。

あっという間にバスが着いてドアが開く。
なぜか悲しい気持ちでステップを上がる。
ドアが閉まる。

「また来てもいいかな。」

と言い出せないまま、バスが動き出した。

彼女はずっと手を振りながら見送ってくれた。

何だろう。かなしい。
あした。明日もう一度行ってみよう。

テーマ:官能小説 - ジャンル:アダルト

【2011/08/16 14:54】 | 男の子 | トラックバック(0) | コメント(2) |
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コメント
分かる、分かるぞー青年(><)

これだけ凄いチャンスが有っても、どうして良いか分からないんだよね。

ああ・・蒼い(#^.^#)

これくらい感情入れて読んでしまいました。
【2011/08/16 23:09】 URL | うみ0930 #-[ 編集]
お久しぶりですね。
ありがとうございます。
【2011/08/17 00:52】 URL | yoshimayo #-[ 編集]
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